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<<   作成日時 : 2006/02/01 05:35   >>

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■2.1 碧梧桐忌(寒明忌) 
河東碧梧桐 (かわひがし へきごどう 〈へきごとう〉) 
明治6年(1873)愛媛生れ、昭和12年(1937)没。
明治-大正期の俳人。子規門下の虚子と双璧をなす高弟。

子規没後の明治26年、子規の跡を継ぎ新聞「日本」俳句欄選者を担当。
名実ともに「ホトトギス」主宰を継いだ高浜虚子とは同郷で、
子ども時代から親友だったが、伝統墨守的な虚子と袂を分かった。
碧梧桐は、門下に、大須賀乙字・荻原井泉水らの新進を集め、
いわゆる"新傾向俳句"運動を進めた。

新時代の精神を写実俳句に生かそうと研鑽工夫をし、
やがて、定型から自由律へ進み、ついには季題をも捨てるに至る。
とにもかくにも、俳句自体においては、子規以上の、虚子以上の
大きな功績と、現代に及ぶ影響をもたらしている。

   鵜つかひや忍冬(にんどう)咲いて昼の宿   碧梧桐
   冬枯や墾(ひら)きすてたるこのあたり
   ひやひやと積木(つみき)が上に海見ゆる
   残る蚊もはたとなき夜や燭(しよく)の風
 
   汐干して色焦したる女かな
   酒を置いて老の涙の火桶かな
   ひやひやとゐて楽めど妻子かな
   彼誰の女に逢ふや三日の月
   亡き人の向ひをるよな火燵かな
   空(くう)をはさむ蟹死にをるや雲の峰
   歯皓(しろ)き君を火燵に強ふるなり
   美人系の朱線引かばや燕(つばくらめ)
   
   白菫(しろすみれ)黄昏(たそがれ)は物のあはれなり
   赤い椿白い椿と落ちにけり
   蝶の触れ行く礎(いしずゑ)沓(くつ)に匂ふ草
   から松は淋しき木なり赤蜻蛉
   山茶花(さざんくわ)が散る冬の地湿(ぢしめ)りの晴れ






                          LARA

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